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夜桜

ひらりひらりと散りゆく花びらの下

そっと左肩にのばした左手は緊張で震えている。
ふと、つかの間の沈黙が夜桜を包む。
 
不意にもう片方の手が膝に触れる。
 
 
その瞬間
 
下唇と上唇が
 
下手くそな接吻をかわし、わたしははっとして頬を赤らめた。
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